ミサイル迎撃成功率と日本の防衛システム!レーザーで破壊は可能か!

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今では、現実味を帯びてきた
日本に向けての長距離弾道ミサイル発射!

もしも現実にミサイルが発射されれば、
日本は甚大な被害をこうむることになります。

そうならないように、
ミサイルが到達するまでに海上で撃墜しないと
大変なことになります。

では、
日本が保有している迎撃ミサイルや
撃墜する成功率はどれぐらいなのでしょうか!

日本の防衛システムやレーザーで
破壊できないか!

気になる情報を記事にしてみました。

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迎撃ミサイルの成功率

日本はミサイルを撃墜するために、
迎撃ミサイル「SM-3」と「PAC-3」を
保有しています。

 

知られていないだけで、
ほかにも撃墜できるミサイルは
あるかもしれませんね!

 

しかし、
現在知られている優秀な迎撃できるミサイルは
この2つだけだと思います。

 

「SM-3」と「PAC-3」とは
どんな迎撃ミサイルなんでしょうか?

 

成功率なども調べてみました。

 

かつては、
ミサイルを迎撃するのは
「けん銃の弾をけん銃の弾で撃ち落とすようなもの」と
までいわれていました。

確かに100%撃墜するのは難しいかもしれないです。

 

しかし今では、
技術も進歩し、
かなりの成功率で撃墜できるまでになっています。

 

では、
実際「SM-3」と「PAC-3」の命中率と
どんな迎撃ミサイルなのか比べてみましょう。

 

SM-3・・・

SM-3は海上自衛隊のイージス艦に装備されています。

 

発射実験は米ミサイル防衛局により
2002年1月25日から開始されています。

 

40回以上の発射実験を行っています。
(類似のSM-6ミサイルなど含む)

約90%近い成功率なんだそうです。

 

実戦での成功率は未知数ですが、
かなり高い成功率だと思います。

 

故障などの理由で発射されなかったことが、
ないように・・・

100%の成功であってほしいです・・・

 

PACー3・・・

地上配備型迎撃ミサイル「パトリオット3」
(PAC-3は地上から発射されるタイプ)

 

1997年から始まった弾道ミサイルです。

 

PACー3は、
撃ち漏らしを相手にする“最後の盾”

迎撃実験の成功率は約83%です。

 

実戦さながらの条件で実施されている数字です。

 

PAC-3はイラク戦争で実際に使用されています。

 

PAC-3の迎撃範囲は射高15~20km、
射程は20kmと短いです。

 

PAC-3は基地防衛用に開発されていますので、
この射程距離はしかたがないですね!

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ミサイル迎撃は2段構えで行われる!

日本の弾道ミサイル迎撃は2段構えの計画です。

 

これは、当然のことだと思いますね。

 

ほんとうのところは、
3段構えぐらいは必要なんではないでしょうか!

 

まず、
最初にSM-3を海上自衛隊の
イージス艦から発射します。

続いてPAC-3を地上から発射するという
2段構えになります。

 

PAC-3は、
SM-3が撃ち漏らした弾道ミサイルを
大気圏内で迎撃する
“最後の盾”といえますね!

日本における防衛システム

日本における弾道ミサイルの防衛システムの
配備は平成16年から始まっています。

 

日本の防衛費は他国と比べると
かなり少ない予算だと思います。

 

国民を守るためには、
もっと予算を増やすべきなんでは
ないでしょうか!

 

それでも、
日本のミサイル防衛システムのレベルは
かなり高いものです。

ミサイルが日本に向けて発射された
場合のシミュレーション・・・

ミサイルが日本に向けて
発射されたのをレーダーが感知


ミサイルへの着弾地点を瞬時に計算する

着弾地点を確認したらイージス艦から
SM-3迎撃ミサイルを発射!


SM-3で迎撃できなかった場合

地上配備型迎撃ミサイル「PACー3」発射!

この2段階でミサイルを撃墜します。

 

しかし、
100%の成功率ではないので、
ミサイルを撃ち落とせなかったことを
考えると恐ろしいですね。

レーザー砲でのミサイル破壊!

レーザー砲の原理は、
フッ化重水素レーザーや
化学酸素ヨウ素レーザーなどを目標に照射し、
その熱でミサイルを破壊するものです。

 

レーザは距離が長くなれば大気や雲によって熱量は
減衰してしまいます。

長距離の目標は一瞬で破壊するのでなく、
一定時間照射し続けて破壊するんです。

 

しかし、
弾道ミサイルの落下時の速度は音速の20倍以上。

 

それだけの高速で移動する小さな弾頭に
一定時間正確にレーザーを当てつづけることは
困難です

 

そこで狙い目は発射されて上昇する段階です。

この段階なら速度も遅くて打ち落としやすい!

 

その発想から生まれたのが、
ABL(Airborne Laser、空中発射レーザー)
兵器システムです。

 

実験では600キロ近い射程を実現しています。

雲などがあればレーザーは減衰してしまうため、
実際の射程は数百キロといったところですね!

 

しかし、
発射段階を攻撃するなら、
発射基地に接近しなければできません。

敵からの攻撃も視野に入れないといけないです。

そんな、
不安も残されています。

ミサイルの迎撃に成功しても被害が発生する!

PACー3迎撃ミサイルは首都圏などの
大都市圏を中心に配備され、
本土上空の高度十数キロで迎撃します。

 

高い所で撃墜するので、
破片は数キロから数十キロの広さで
飛散する可能性があります。

 

破片の重さは、
100キロを超えるかもしれないのです!

 

自衛隊関係者は迎撃後に想定される被害について、
こう説明しています。

 

PAC-3が迎撃する弾頭は超音速で落下。

重さ約300キロもあるPAC-3が衝突すれば、
無数の落下物が広がることは確実。

 

核・生物・化学(NBC)兵器が、
搭載されていない弾頭の迎撃に成功しても
甚大な被害が発生する恐れがあります。

 

放射能の危険性・・・

核弾頭の耐熱シールドなどが損傷し、
なおかつ弾頭内部の核物質を内包する
容器が損傷して核物質が
露出あるいは四散する可能性があります。

 

すると、
核分裂に用いるプルトニウム239やウラン235
そしてアクチニウム系列の放射性物質が発生します。

 

見事、上空で撃墜したとしても、
被害は避けられないということになりますね!

まとめ

北朝鮮の日本付近に向けての弾道ミサイル発射実験。

核爆弾が使用されるおそれもある緊迫した状況です。

日本の弾道ミサイル迎撃システムはどうなっているのか!

撃墜することができるのか?

非常に気になりますよね!

いつまでも、
平和世の中であってほしいですね。

ありがとうございました。

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