もりもりです。
トイレットペーパーといえば家庭の必需品の一つですよね。
おしりを拭くのには絶対に必要な物。
もしも、この世から突然トイレットペーパーがなくなるとパニックになるかも?
だって、おしりが拭けないんですよ。
大便をしたとき、どうすればいいの?
トイレットペーパーがない時代は新聞紙で拭いていたって聞いたことがありますけど、今の時代にそんな~。
そこで、トイレットペーパーは、いったいどれくらい使われているのか?
トイレットペーパーの平均使用量を調べてみました。
参考にしてみてください。
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トイレットペーパーの1回の平均使用量は何㎝?
●日本トイレ協会1の発表によると、トイレットペーパーの1回平均使用量は80cmだそうです。
●日本トイレ研究所2の発表では家庭での1回あたりの使用量は1mだったそうです。
会員42名(男性23名、女性19名)の協力を得て、家庭でのトイレットペーパーの使用量調査を行ったそうです。
どのように調べたかというと、トイレに入ったとき、まずはいつもの調子でトイレットペーパーを必要なだけ手に取ってみて、それを使う前にもう一度伸ばして測るという方法です。
我が家で使っているトイレットペーパーは、一ミシン目は15センチなので、約6ミシン目が平均的な使用量ということになりますね。
女性の場合は、大と小によって違いはあるでしょうが、私が想像してたよりも長かったですね。
あくまでも平均ですけどね。
それに、ウォシュレットを使うか、そのときの大便の状態にもよります。
ちなみに、アメリカのKimberly-Clark社の研究ではアメリカ人の1回に使うトイレットペーパーの平均使用量は50cm程度であると発表されています。
トイレットペーパーの日本全国の年間使用量は?
日本全国の年間に使われる、トイレットペーパーの使用量について見てみましょう。
普段何気なく使っているトイレットペーパー。私たちはどの位使用しているのでしょう?
2015年の日本全国で販売されたトイレットペーパーの重量は103万1,912トン。
販売金額は約1,668億円だそうです。
(経済産業省 生産動態統計より)
日本の人口が約1億2700万人ですから、単純に1人あたりの使用量は約8.13kgとなります。金額換算では年間1,313円です。
トイレットペーパーの使用量、男女別で比較?
日本トイレ協会では、男女別の1日量の平均だと男性が3.5m女性が12.5mとされており、男女平均で8mと言われています。
小便でもトイレットペーパーを使用する女性の方がたくさんの紙を使用していると考えられます。
トイレットペーパーの使用量はかなり個人差があると言われています。
1回の大便時に使うトイレットペーパーは?
1回の大便時に使うトイレットペーパーの多い順。
・11センチ~30センチ:30.4%
・31センチ~50センチ:25.5%
・51センチから70センチ:15.1%
平均すると51.8センチで、男女比で見ると男性56.41センチ、女性48.48センチとなります。
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日本でトイレットペーパーが使われたのはいつ?
家機関誌『水の文化』58号より
インタビュー
庭紙史研究家
関野 勉(せきの つとむ)さん
日本ではいつから紙が使われていたのですか?
手漉きの紙は、紀元前に中国で発明されました。前漢時代(前202〜後8)とされています。日本に伝わったのは、『日本書紀』によると7世紀です。610年(推古18)に高句麗から渡来した僧・曇徴(どんちょう)が伝えたとありますが、実際には4〜5世紀には伝わっていたと考えられています。紙には、書写、包む、拭くなどの用途がありますが、トイレットペーパーとして紙が使われた可能性を示す記録が6〜7世紀の中国の家訓書『顔氏家訓(がんしかくん)』にあります。訳し方によって異なるようですが、私は「文字の書いてある紙は、鼻をかんだり、厠(かわや)で使わないこと」と解釈しています。ですから、この頃すでに紙がお尻を拭くことに使われていた可能性があるのです。
――日本では、紙を使う以前はどうしていたのでしょうか。
紙を使う前は、籌木(ちゅうぎ)を使っていました。用便の後にお尻を拭う木片のことです。「かき木(ぎ)」とも呼びます。飛鳥、奈良、平安時代まで使っていたようですが、高貴な人と庶民では籌木のつくり方も違っていたようです。高貴な人が使う籌木は角を削って滑らかな形に加工していました。中国は木ではなく竹だったそうです。――使い捨てですか?
洗って再利用することもあったようです。籌木はお尻を拭くだけでなく本として使ったり、荷札として使ったりもしていました。ですから鉋で削って二回使ったものもありますし、一回で捨てたものもある。籌木といっても木を割るわけなので、いろいろな形があります。――日本で実際にお尻を紙で拭くようになったのはいつですか。
12世紀後半の絵巻に『餓鬼草紙(がきぞうし)』があります。これは六道のうち餓鬼道に堕ちた者を描いたものですが、高下駄を履いて排便しています。そして人間と餓鬼がいて、その周辺に紙が散らばっているのです。『餓鬼草紙』には詞書(ことばがき)がないので想像するしかありませんが、平安時代が終わって鎌倉時代あたりからはお尻を拭く道具として紙が使われるようになったようです。つまり中国では6世紀頃に、日本では12〜13世紀頃に、お尻を紙で拭く習慣が生まれていたと考えてよいでしょう。ただし、庶民が使えるようになるのはずっと後の江戸時代からです。ちり紙の「浅草紙」が有名ですね。古紙を溶かして漉きなおした、あまり質のよくない再生紙ですが、庶民の日用紙として多く用いられました。
まとめ
おおよそのトイレットペーパーの使用量わかりましたでしょうか?
予想通りでしたか。
今日も読んでくれてありがとうございました。
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Footnotes
- 一般社団法人 日本トイレ協会(にほんトイレきょうかい)は、日本のボランティア組織の一つ。トイレ問題に関心を持つ建築家、デザイナー、行政者、環境問題などの研究者、医者、トイレ関連の企業家らが中心となり、1985年(昭和60年)に設立された。トイレ環境の改善とトイレの文化の創造を活動の目的とし、トイレ問題を社会全体として取り組んでいる。トイレを真面目に考える団体としては世界初ともいわれる[1]。所在地は東京都港区虎ノ門。(Wikipedia)
- 特定非営利活動法人 日本トイレ研究所(にほんトイレけんきゅうじょ)は、東京都港区に拠点を置く民間団体(特定非営利活動法人)。トイレを通じて社会をより良い方向へと変えてゆくことを目的とする。(Wikipedia)