アレルギーの原因になる物って
多いですよね!
子供の頃は何でもなかったのに
大人になってアレルギーになったり
します。
とくに、
食べ物のアレルギーって大変です。
好きな物も食べれなくなってしまいます。
食物アレルギーの原因や治療法、
アレルギーを起こしやすい食べ物など
調べてみました。
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食物アレルギーが起きる原因は?
食物アレルギー起きるのは、
食べ物の中のタンパク質が十分に分解されなくて、
大きい分子のまま吸収されてしまうからなんです。
普通ならば、
アレルギー反応を起こすことなく
吸収されてしまう食べ物でも
アレルギーを起こしてしまいます。
乳幼児に食物アレルギーが多いのは、
食べ物を分解するための消化器官が
まだ完全ではないからです。
食べ物だけではなく、スキンケアも重要である
口から食べる食べ物だけが、
食物アレルギーを起こすのではなくて
皮膚の状態も発症に深く関わっているんです。
ですから、
日頃のスキンケアも重要ということなんです!
妊娠中に赤ちゃんの食物アレルギーを予防できないの?
妊娠中に除去食を行うことで、
赤ちゃんのアレルギーを予防するということは
出来るのでしょうか?
答えは出来ないです。
たとえば、
卵アレルギーの場合ですが、
妊娠中から授乳中に母親が卵を完全に除去すれば
卵アレルギーの予防はできます。
しかし、
卵をごく微量に含むすべての食品を完璧に
除去しなければなりません。
そんなことは、
無理ですよね!
卵料理だけを控えても予防効果は得られないと
いうことなんです。
原因となる食品は?
食物アレルギーの原因となる食物
トップ3は鶏卵・乳・小麦です。
これらで、
3分の2を占めるのです。
特に卵は、
全体の約40%にもなります。
そのほかには、
サバやイカなどの魚介類、
バナナやキウイフルーツなどのフルーツ、
大豆、ピーナッツ、ソバなどがあります。
食物アレルギーが出やすい食品
・卵、特に卵白
マヨネーズ・アイスクリーム・ケーキ・プリン・クッキーなど
卵を使ったお菓子類。
とんかつや天ぷらなど、
つなぎに卵を使ってある麺類。
・乳製品
バター・チーズ・ヨーグルト・ホワイトソース・乳製品の入った飲料
牛乳の入ったお菓子・インスタント食品。
・大豆
納豆・豆腐・油揚げ・きな粉・しょうゆ・枝豆・小豆・ピーナッツなどの豆類
・肉・魚・牛肉
豚肉・鶏肉・イカ・エビ・カニ・サンマ・サバ・カキ・ウニ・タラコや
イクラなどの魚卵類
・米、小麦、そばなどの穀物
米・小麦・そば・ライ麦・ゴマ・とうもろこし
パン・お好み焼き・ケーキ・クッキーやせんべいなど
穀物を使った菓子類や穀物を使った麺類。
※穀物アレルギーはアナフィラキシーショックをひき起こす
危険があります。
・野菜・果物
比較的アレルギーをひき起こしにくい食べ物ですが、
毎日食べ続けていると栄養が偏りアレルギーが出る場合があります。
トマト・ナス・ほうれん草・はす・しょうが・やまいも・さといも
・たけのこ・ゴボウ・柑橘類の果物(オレンジ・レモンなど)・
パパイヤ・マンゴー・メロンなど。
食物アレルギーって突然になるの?
幼少期はアレルギーにはならなくても、
大人になって突然アレルギーになるということが
あります。
大人になってから発症する食物アレルギーは、
幼少期のアレルギーとは違います。
免疫バランスの崩れ。
免疫機能が正常に働かなくなることで、
花粉やダニなどのアレルゲンに対し、
過剰な免疫反応を起こしてしまうのです。
目がかゆくなったり、
蕁麻疹が出たりする、
花粉症もアレルギーのひとつです。
食物アレルギーの症状
・皮膚・粘膜症状
食物アレルギーで最も多い症状です。
じんましん、かゆみなどの皮膚症状、
口の中のイガイガ感や唇の腫れ、
目の充血や目のまわりが腫れるなどの症状です。
・呼吸器症状
皮膚・粘膜症状に次いで多くみられます。
くしゃみ、鼻みず、鼻づまりや、咳、咳込む、ゼーゼーする、
呼吸困難などの症状が出ます。
・消化器症状
腹痛、吐き気、嘔吐、下痢などの症状です。
鶏卵アレルギーでより出やすい傾向があります。
・全身性症状(アナフィラキシー)
複数の臓器に全身性に症状が出ます。
このなかでも特に血圧が下がる、
意識を失うなどの症状が出る場合を
アナフィラキシーショックと呼び
命の危険があるので注意が必要です。
症状が起きたらどうすればいいのか?
症状が軽症〜中等症の場合は
・食べた直後ならば吐く(吐かせる)
・処方された薬があれば使用する
・症状が安定している場合は1,2時間経過を見て
後日医療機関にかかる
・症状が悪化したり、危険だと判断したらすぐに医療機関に行く
アナフィラキシーショックを起こしたら
血圧が下がるなど、
意識を失うなどのアナフィラキシーショック症状が
あらわれたときは早急な対処が必要です。
できるだけ、
速やかにアドレナリンを筋肉注射をしなければいけません。
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治療法
食物アレルギーは治せるの?
食物アレルギーをかんたんに治す薬や
治療法は残念ながら、
ないです。
しかし、
時間をかけて少しでも
改善させる方法はあります。
生活改善です。
私の子供も生まれて、
すぐに食物アレルギーで食べるものを制限されました。
とくに、
生活改善はしてはいないです。
しかし、
アレルギー反応を起こす食品の検査をして
食べさせないように気をつけました。
そのうちに、
少しずつ反応が出なくなってきました。
現在はほとんどの食物は食べれるようになりました。
適切な除去食を行う
食物アレルギーがひどい場合は、
アレルゲンを除去する食事を行わないといけません。
除去食は
アレルギーの症状を起こさせないためだけではなくて
食物アレルゲンの種類が、
それ以上増えてしまわないために大切なんです。
ただし、
成長期の子供の場合、
なんでも除去すると、
身体の成長に影響がでます。
除去は「必要最小限」にしましょうね。
子供と大人の食物アレルギーの違いは?
大人と子供の違いですが、
原因となる食品は年代によって変わってきます。
3歳ぐらいの乳幼児で、
最も多いのが卵、次が乳製品です。
そして次からは割合がかなり低くなりますが、
蕎麦、魚、エビ、蟹、ピーナッツといったものが
原因となります。
少し成長した11歳頃は、
最も多いのが乳幼児と同じ卵、
次に乳製品、そして、魚、エビ、蟹、果物です。
成人になると、かなり変わってきます。
最も多いのが野菜や果物、続いてエビや蟹、魚、そして、
乳製品になります。
その他にも小麦、大豆、クルミ、コメ、麦茶などですね。
大人の野菜・果物アレルギーが多い原因は、
花粉症の原因となる抗原と極めて類似している構造の
抗原が野菜や果物にも存在しているからです。
そのため、
毎年花粉を吸い込んだ結果、花粉症を発症した人の一部が、
同時に野菜・果物中の似たような抗原にも反応するようになり、
食物アレルギーを発症します。
子供の場合は、
成長すると消化器官が発達するので、
大人になるにつれて出なくなることがあります。
大人になってからアレルギーを発症すると
治りにくいようです。
検査方法は?
血液検査(IgE RAST法)を行います。
IgE抗体とは外からの異物を排除するために
身体の中で作られる免疫の一種の事を指します。
アレルギー症状が人によって違うように、持っているIgE抗体
も人によって違います。
そのIgE抗体を測定するIge RAST法は、
血液検査を行うだけでアレルギーの傾向を判断することが
できるので外来診療でよくされている検査です。
費用はいくらかかるの?
検査費用はどれぐらいかかるの?
最初から検査したい項目がわかっていればいいですが、
不明の場合は、選択することになります。
よく実施されるのが、牛乳、卵白、チーズ、牛肉、鶏肉、
エビ、カニ、マグロ、サケ、サバ、小麦、米、大豆などの
アレルゲンが多いでしょうね。
健康保険を使えるのは13項目数までです。
初診料、検査料、判断料、などで
3割負担でも6000円弱だと思います。
検査結果は1週間以内ですね。
アレルギーがないか簡単に自己チェックしよう
自分に当てはまるところが、
ないかかチェックしよう
・毎年同じ時期に目のかゆみ、充血、
クシャミ、鼻水が出る。
・部屋の掃除や衣替えをして、ホコリが
でると、目のかゆみやクシャミ、鼻水
が出る。
・生まれつき肌が乾燥しやすいのと、
肌に湿疹が出やすい。
・すぐに肌が赤くなりやすい。
・特定の食べ物を食べた後に、腹痛が
あったり、肌に湿疹ができる。
・咳が2ヶ月以上続くことがある。
・家族にアレルギーを持っている。
チェック項目に一つでも当てはまる項目があれば、
アレルギーの可能性があります。
まとめ
アレルギー反応はひどくなると
命にもかかわってきます。
日頃から気をつけて生活をしないと
いけなくなります。
原因や自分はアレルギー体質なのか?
自分に当てはまるところがないか
自己チェックしてくださいね。
ありがとうございました。
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