もりもりです。
今日は、かいてもかいてもおさまらない皮膚のかゆみについて調べてみました。
夏場はそれほど皮膚のかゆみを感じることはないのに、秋から冬にかけて皮膚にかゆみを感じる人は多いそうです。
私も寒い季節になると、肘や膝がカサカサになり、すごくかゆくなります。
湿疹なども見られないのに、かゆみだけが起きる場合がありますが、それは加齢による皮膚の水分不足が考えられるそうです。
ある統計によれば、主な症状がかゆみだけという人は65歳以上の人は、それ以下の人と比べると約10倍にもなるそうです。
また70歳以上の人では50%がかゆみに悩まされているそうです。
年齢が高くなるにつれてかゆみに悩まされる人が多いようですね。
・なぜ年齢が高くなるとかゆみがおきるの?
・かゆみの原因は乾燥肌だけではない
・かゆみは重大な病気のシグナル?
・危険なかゆみを見分けるには?
・虫刺されのようなかゆみをしずめる裏ワザ!
・乾燥肌のかゆみ対策
についてお話しますね。
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なぜ年齢が高くなるとかゆみがおきるの?
年齢が高くなるにつれて、どうしても皮膚の水分が減ってきます。
それが乾燥肌の原因となるのです。
そして、市販のかゆみ止めの薬を塗り、それでも治まらないときは皮膚科で診察を受けるというのが一般的だと思います。
しかし、そのかゆみの原因が乾燥肌以外の別にあるかもしれません?
かゆみの原因は乾燥肌だけではない
腰回りのかゆみがひどくて、病院で診察をしたらぼうこうがんが原因だった、などということもあるのです。
がんや重大な内蔵疾患ができると、危険を知らせる信号が脳に送られます。
すると脳は『βエンドルフィン』という物質を大量に作り体内へ放出します。
これが、かゆみを伝える神経の先端にある『βエンドルフィン受容体』にとらえられると、その刺激が強いかゆみとなってあらわれるのです。
かゆみは重大な病気のシグナル?
重い病気が原因のかゆみを起こす『βエンドルフィン』は痛み止めにも使われるモルヒネに似た物質で別名を快楽物質と呼ばれています。
熱い風呂に入ったり、美味しいものを食べたり、マラソンのときなどに苦痛が快感に感じたり、苦しみをやわらげるときに分泌される物質です。
重大な病気の信号を受けた脳が、痛みに備えて作り出すと考えられています。
ただ、快楽物質のおかげで重大なピンチに気づかないので困ります。
そこで、かゆみを伝える神経についている『βエンドルフィン受容体』が、『βエンドルフィン』をキャッチし、かゆみとして脳に異変を伝えると考えられています。
ただ、かゆみと内蔵の病気を結びつけるのは難しいようです。
危険なかゆみを見分けるには?
危険なかゆみを見分ける目安としては、全身がかゆい・皮膚に異常がないのに、かゆいかゆみが1か月以上続く場合などです。
これらに加え、処方された薬が効かない場合も要注意です。
虫刺されのようなかゆみをしずめる裏ワザ!
虫刺されのようなかゆみを患部に触れずに、たちまち治してしまう裏ワザです。
方法はすごく簡単です。
かゆみのあるところとは別のところを、水などで冷やすだけです。
たとえば右腕を蚊に刺された場合は、左腕のどこかを冷やせばいいのです。
なぜ、かゆみが治まるの?
かゆみや痛みなどの刺激は脳で感じています。
そのとき、脳内では刺激の優先順位が決まっていて、「冷たい」のほうが「かゆい」よりも優先順位が高いのです。
そのため、かゆいと冷たいを同時に受けると、優先順位の低いほうのかゆみを感じなくなるのです。
ただし、炎症が治るのではなく、かゆみをしばらく忘れることができるので、かきむしらずに済むということです。
かゆい患部を直接冷やすと、温まるとかゆみがぶり返すので注意です。
それと、慢性的で強いかゆみを伴う疾患には効果がないそうです。
乾燥肌のかゆみ対策
①風呂で体を洗うときは、ごしごしとこすらない。
乾燥しがちな皮膚はもろくなっているので、強くこすると表皮がはがれてしまうい。
②入浴後、すぐに保湿クリームを塗る。
③最低でも2週間、ケアを続ける。
皮膚の再生には2週間以上、したがって最低でも2週間は続ける。
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最後に
かゆみに悩まされることって良くありますよね。
しまいには、かきすぎて血が出て痛くなってしまうこともあります。
そうならないために、日ごろのケアが大切ですね。
今日も読んでくれてありがとうございました。
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