ネアンデルタール人の容姿と存在!生活環境と絶滅とは関係あるのか!

歴史

もりもりです。

ネアンデルタール人ら旧人が新人へと、
進化していったと考えられていました。

そんな、ネアンデルタール人は絶滅したのでは
ないかともいわれています。

なぜ、
絶滅したのでしょうか?

ネアンデルタール人が生きていた時代など、
気になる情報を調べてみました。

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ネアンデルタール人の存在

ネアンデルタール人が最初に発掘されたのは、1866年です。

ドイツのネアンデルタールの谷で見つかりました。

 

ネアンデルタール人は、約13万年前~3万年前にかけてヨーロッパや中東の各地にすんでいたとされる旧人の一種です。

 

今まではネアンデルタール人ら旧人は、そのまま新人へと進化していったとされていました。

しかし、最近ではネアンデルタール人は絶滅していったと考えられています。

その理由は、ネアンデルタール人の容姿などが、あまりにも現在の人類とは異なるからです。

ネアンデルタール人はクロマニヨン人によって滅ぼされたとか、より高度な文明をもった新人によって、滅ぼされたんではないかという説もあります。

ネアンデルタール人の容姿

ネアンデルタール人は、フランスの「ラ・シャペローサンという洞窟」から完全な骨格が発見されました。

 

それを最初に調べたフランスのブールの結論は、ネアンデルタール人というのは洞窟の中に住んでいる非常に現代人と違った野蛮なのろまな人間であるというものでした。

 

のろまというのは、膝の曲がり加減であるとか首もちょっと曲がって前のほうに傾いているとか、その他もいろんなことを挙げています。

しかし、筋肉隆々で力がすごく強くて武器を使わずに素手で猟をしていたようです。

ネアンデルタール人が生きていた時代と生活

ネアンデルタール人が生きていた時代は、地球は氷河期の真っ只中。

 

はじめて、地層に付けられるであろうと思われる日本の名前、チバニアンの時代に生きていたんでしょうね!

チバニアンの時代

 

極寒の気候での狩猟生活は想像を絶する暮らしだったでしょうね!

 

しかし、人間らしい生活は送っていたようです。

 

イラクのシャニダール遺跡で、男性で40歳ぐらいの年齢で萎縮してしまって
片手の先がない人がいて死んでいることがわかりました。

 

片手がなくても、当時としては長寿のほうである40歳まで生きることが可能だだったんです。

そのような身体障害があって生活能力が、劣っていても生きていけたということです。

こういったことからも、ネアンデルタールの社会の成り立ちというものを推察することが出来ます。

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死者を悼む人間らしい美的感覚があった

イラクのシャニダール遺跡の遺体のまわりの土を花粉分析にかけたところ、
全部の花粉が、きれいな花の咲く種類だったようです。

植物の花粉というのはまわりの殻が、非常に化学的に安定しているので、
長時間残るそうです。

なので、顕微鏡で見ると、その植物の種類まで判定することが出来るのです。

遺体のあった遺跡の周辺の土には、花粉はないのに、七種類ぐらいのきれいな花の咲く種の花粉ばかりが、遺体の周りに集中していたのです。

これはネアンデルタール人が、遺体を埋葬したと同時に、その葬儀に当たって遺体にきれいな花をささげたということの何よりの証拠です。

つまり、死者を悼む生命観とこまやかな美的感覚を持っていたことを示しています。

ネアンデルタール人の全滅の原因!

ネアンデルタール人の全滅の原因は何だったのか?

ネアンデルタール人は、クロマニヨン人に食べられて絶滅した。

クロマニヨン人の存在と容姿

 

ネアンデルタール人は、クロマニヨン人を食べなかったが、クロマニヨンはネアンデルタール人を見つけては焼いて食べていた。

生きるためだとはいえ、残酷な人種です。

クロマニヨン人はネアンデルタール人を、獲物としか考えていなかったんでしょうか?

 

ネアンデルタール人は、ムキムキのマッチョマンの集団です。

プロレスラーみたいな体型だったんでしょうね。

なのになぜ、非力なクロマニョン人に負けたんでしょうか?

●ネアンデルタール人たちは体格に恵まれていた。

ネアンデルタール人は、大型の獣に石とか斧だけで立ち向かえるだけの体格を持っていた。

そのために、武器の開発が遅れた。

逆にクロマニョン人は非力だったため、投擲武器を開発し、遠くから獲物を殺すことができた。

結果ネアンデルタール人は戦いに負け、絶滅していきます。

 

知性に勝るクロマニヨン人に駆逐され、戦争では一部は捕虜になって奴隷化され、
あるいは辺鄙な地方に追いやられ、栄養不足と近親結婚などによって、滅亡したのではないでしょうか!

クロマニヨン人が繁栄した理由

クロマニヨン人が繁栄したのは、太陽や野牛や火などの概念を「言葉化」したことにあると思われます。

それにより、ひとりの人生経験が他人の脳裏に蓄積され、それが知性となって農業や工業を発展したのです。

まとめ

ネアンデルタール人は体格にも恵まれていて、獲物を素手でとらえることが出来たのに、滅亡してしまいます。

逆にクロマニヨン人は非力だが、言葉を生みだし、武器を開発して繫栄していきます。

現在の人類を見ているようですね。

今日も読んでくれてありがとうございました。

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