もりもりもりです。
今日は、年齢とともに骨粗しょう症について調べてみようと思います。
お母さん、
骨は年齢とともにもろくなるそうよ!
そうなの~
でも、大丈夫よ!
骨粗しょう症は、40代からなるらしいよ!
カルシウムをたくさんとって予防しなくっちや!
骨粗しょう症は、自覚症状がほとんどないので気づきにくい病気で、気がついたときには、病状がかなり進行していたということも少なくないようです。
また、骨粗しょう症は、年を取るとなりやすい病気だと思われがちですが、そんなことはないんですね。
骨粗しょう症は、30代という若い年代でもなるそうで、しかも、40代にもなると、10人に1人が骨粗しょう症になっているそうなんです。
でも、なぜ若くて骨粗しょう症になるのでしょう?
・骨粗しょう症の原因と症状
・骨密度の低下は何歳から?
・骨がスカスカになりやすいタイプは?
・骨がスカスカになると全身が老化する!
・骨粗しょう症を予防する3つの方法
についてお話しますね。
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骨粗しょう症の原因と症状!
骨粗しょう症の原因
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骨は年齢には関係なく、つねに〝形成(骨芽細胞をつくる)と吸収(破骨細胞をつくる)〟を繰り返しています。
この作用がカルシウム代謝といわれるもので、血液中のカルシウムが不足すると骨はこれを供給するというしくみです。
この形成と吸収のバランスが加齢とともにくずれてきて、吸収作用(破骨細胞の働き)が、活発になることが、骨粗しょう症の原因です。
骨量(こつりょう)1は、30歳前後が最大骨量で、40歳ぐらいまでこの骨量が持続されますが、加齢にしたがって骨密度が低下し、骨量が減少して骨が弱くなると、骨折を起こしやすくなります。
男性より女性の方が、骨粗しょう症になりやすいのは、女性は閉経により、ホルモンの分泌が少なくなることが原因だといわれています。
それ以外にも、カルシウム分が少ない日本の食生活にも原因があります。
骨粗しょう症の症状
骨密度の低下で骨が、かなりもろくなっていて、骨折しやすい状態なので、脚や手首などが折れやすいくなります。
高齢化によって骨粗しょう症は増加していますが、自覚症状がなく、骨折してから骨粗しょう症に陥っていることに気づかされる人が多いようす。
また、脊椎の圧迫骨折、大腿部頸部(太ももの付け根)の骨折など体の根幹に関わる骨折を招きやすくなり、加齢とともに身長が縮む原因ともなります。
骨密度の低下は何歳から?
私は、子どもの頃から元気で
大きな病気なんかしたことないわよ~
・カルシウムやビタミンミネラル、栄養バランスもバッチリ!
・毎日の運動も欠かさない
そんな、Aさん45歳
ところがです、健康診断で骨粗しょう症と言われたのである!
食事も運動もバッチリなのに骨粗しょう症になる!
骨粗しょう症は高齢者の病気というイメージが強いですが、実はそうではないのです。
昔、和歌山県で骨密度の大規模な調査があったそうで、結果は30歳代、40歳代でも骨粗しょう症や予備軍が少なくなかったようです。
私たちが思っている以上に、若い年代から骨粗しょう症ははじまっているのですね。
骨がスカスカになりやすいタイプは?
中高生を対象に行われた骨密度に影響する、要因を調べた研究によると骨密度に最も影響する要因は『やせ型』だったそうです。
やせていると、骨への負担が少なくていいように思われがちですが、やせている人は体重が軽いので、骨にかかる力が弱い。
つまり、骨への負荷が少ないため、骨密度が高まりにくいということです。
それに、脂肪も少ないので、骨を強くする女性ホルモンの分泌も少なくなる傾向があるそうです。
先ほどの、45歳で骨粗しょう症と言われたAさんは、やせ型で骨密度が低くなりやすいタイプだったというわけです。
おどろきですが、骨密度は20歳前後をピークに徐々に低下していくようです。
骨がスカスカになると全身が老化する!
近年、マウスなどの研究により、〝骨の老化が全身の老化につながる〟そうです。
骨の中には多数の『骨細胞(こつさいぼう)』2がある。
骨細胞は骨にかかる衝撃や負荷を感知すると、全身の臓器を活性化させる物質が分泌されず、免疫力の低下や動脈硬化の促進などといった、『老化現象』を招く。
骨粗しょう症を予防する3つの方法!
カルシウムとマグネシウムの摂取
1日に必要とする「カルシウム」は700ミリグラムです。
700mgを摂取するには、牛乳ならコップ3杯で約636㎖、豆腐2丁約580g、イワシ10尾538gが必要になります。
たとえば、血液や筋肉のカルシウム分が不足すると、骨に蓄(たくわ)えていたカルシウムをつかって補(おぎな)おうとします。
したがって正常な骨、丈夫な骨を保つことは大変重要なのです。
また、マグネシウムをあわせて摂取することで、カルシウムの効果がより高められます(カルシウム2に対してマグネシウム1の摂取量が効果的です)
【カルシウムが多く含まれる食材】
・骨ごと食べられる小魚
・牛乳やヨーグルトなどの乳製品
・ブロッコリーやほうれん草などの青菜
・豆腐や納豆などの大豆製品
【マグネシウムが多く含まれる食材】
・アオサやワカメなどの海藻類
・しらす干や煮干の乾燥した小魚類
・きなこやオートミールなどの穀類
骨に適度な刺激を与える
骨に刺激を与えるには、週に2〜3回大きくジャンプを10回行う。
大きなジャンプ10回を、週に2〜3回行うと、骨に負荷がかかり骨密度アップに役立つ。
ジャンプが出来ない人は、4階ぐらいの階段の上り下りをするだけでも効果があります。
骨は筋肉の働きと密接な関係がある・・・
宇宙飛行をおえた飛行士は、骨がもろくなるといわれています。
それは、無重力状態におかれて筋肉を使わないことが骨に影響した結果だそうです。
筋肉の増強は骨への負担を軽くすると同時に、骨そのものの強化につながります。
とくに加齢とともに骨はもろくなりがちで、骨折の原因となるので、食事の改善と運動によって筋肉の強化により、骨密度の増加を心がけるようにする。
ビタミン類の摂取を心がける
ビタミンC・ビタミンD・ビタミンEはカルシウムの吸収をよくするといわれます。
ビタミンCは肉類や穀類にはほとんど含まれず主に野菜や果物に含まれます。
とくに含有量が高いのは、ブロッコリー、赤ピーマン、レモン、みかん、いちご、柿などです。
野菜類は早めに食べないと成分がとんでしまうので調理したら、20分以内に食べるようにしましょう。
ビタミンDの合成
日光浴はビタミンDの合成を促進するといわれますので、できるだけ散歩するように心がける。
1日15〜30分間、日光を浴びる。
日光を浴びるとカルシウムの吸収を高める、ビタミンDが合成される。
日光を体全身に浴びる必要はありません。
手のひら程度の面積でも良い。
【ビタミンEが多く含まれる食材】
ビタミンEには抗酸化効果があるといわれ、骨だけではなく血管や筋肉にとっても効果があります。
含有量が高いのはアボカド、うなぎ、サケや、アーモンドに代表されるナッツ類です。
【ビタミンDが多く含まれる食材】
ビタミンDが含まれる食材は多くありません。
あん肝などの肝油、植物性の油、卵黄が代表的な食材です。
不足がちと思う人はサプリメントで補うことをおすすめします。
食事で注意すべきこと
インスタント食品をさける
カルシウムもマグネシウムもサプリメントより自然食品からの摂取がおすすめです。
インスタント食品には添加物として使われるリン酸塩が含まれています。
これはカルシウムの吸収のさまたげになるので便利さにたよらないようにしましょう。
過剰摂取しない
カルシウム、マグネシウム、ビタミン類など骨によいからといって過剰に摂ることは禁物です。
食卓にはこれらの食材が少量でもバランスよく並べられるのが大切です。
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最後に
骨粗しょう症は、若いからならないと思っていたらダメです。
カルシウムのある食材を日頃から摂取することが大切です。
今日も読んでくれてありがとうございました。
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