もりもりです。
今日は、台風や天気の悪い日には、頭や関節などが痛んだりする、天気痛について調べてみました。
先生。
天気が悪い日に限って、
頭痛がしてつらいのですが?
それは、気圧などの変化で起こる、
天気痛(気象病)という症状ですね。
私の身近な人で、天気が不安定な日は、頭痛になりやすいという話は聞きますね。
なぜ、
天気の変化が体に大きく関係しているのでしょう?
・天気痛(気象病)の症状
・天気痛の原因
・気圧の変化が脳に混乱を起こす
・気圧とは空気の重さのこと
・痛みと天気を記録する
・気温の変化にも気をつける
・天気痛(気象病)対策
についてお話しますね。
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天気痛(気象病)の症状
気象が原因で起きる体調不良
・古傷がうずく
・頭が痛くなる
・台風が近づくとぜんそくの発作が出る
・メニエール病
・めまい
・うつ病
・腰痛
・肩こり
・神経痛
・リウマチ
・全身の倦怠感
など・・
天気の変化だけで、これだけの症状が起きるのです。
ひどい人になると、朝ベッドから起き上がれなくなったり、死につながる心臓発作や脳卒中のきっかけにもなるので要注意です。
天気痛の原因
天気痛は、気圧の変化が原因だといわれています。
海や湖などの深い場所、アルプスなどの山頂付近などの気圧は、平地と比べると全然違います。
このような、気圧の変化が体に大きな影響を与えます。
身近に気圧の変化としては、飛行機の離陸や新幹線など、高速でトンネルに入ったときなどです。
胸に圧迫を感じたり、耳がツーンとなったりしますよね。
それが、体に影響を及ぼす気圧の変化なのです。
この気圧の変化が弱い人は、天気痛になりやすいのです。
気圧の変化が脳に混乱を起こす
体の平衡感覚をつかさどる内耳には、気圧の変化を感知し、その気圧の変化に体を順応させるための、脳に信号を送るセンサーがあります。
しかし、自律神経が乱れやすい人は、そのセンサーからの信号を受けて脳が混乱してしまうそうです。
つまり天気痛を引き起こす原因は、〝内耳にある気圧センサーからの情報〟に体が順応できないからなんです。
天気痛で起こるめまいも、脳の混乱で起こります。
平衡感覚の維持には、内耳からと視覚からの2つの情報が一致する必要があります。
しかし、天気痛を引き起こす人の場合は、『気圧センサー』からは、体のバランスが崩れたという情報が届き、『目』からは、崩れていないという情報が届くのです。
このズレによって脳が混乱し、交感神経が興奮して、めまいが生じるのです。
乗り物酔いもこれと同じで、内耳と視覚からの情報の混乱で起こるのです。
気圧とは空気の重さのこと
よほど敏感でない限り、空気の重さなんて感じないですよね。
空気の重さは、
1ℓ当たり平均約1.3gの重さです。
成人男性でおおよそ16t、女性でも14tもの力がかかっているということになります。
すごい重さですが、人間の体が空気の重さでつぶれたりしないのは、体の内側にも同じ圧力がかって釣り合っているからです。
つまり、外からの圧力を内側から押し返しているということです。
しかし、台風や発達中の低気圧が通過するときは、急激に気圧が大きく変化する。
そのため、体の外と中の力のバランスが崩れてしまい、内側から押す力が強まるのです。
その結果、神経などが押されて痛みが生じたり、痛みが強くなると考えられています。
痛みと天気を記録する
天気痛には、自分が痛くなるタイミングを知ることが大切です。
いつ痛みが強まったか?
その日はどんな天気だったか?
を記録することです。
そして、こまめに天気予報をチェックして、台風や低気圧が近づいているときは、
気圧が急激に変化するので、できるだけ仕事や用事を早めに切り上げるなどの対策をしましょう。
気温の変化にも気をつける
季節の変わり目などは1日の気温の変化が激しい。
急に暑さがぶり返したり、急に寒くなったりと、気温の変化が大きいです。
気温の変化からできる限り、体をガードするため、外に出るときなどは、カーディガンやジャケットなど羽織るものを用意しましょう。
天気痛(気象病)対策
天気痛によるめまいや頭痛には、『市販の酔い止め薬』が効きます。
酔い止め薬には内耳の血流を改善し、内耳神経の興奮を鎮める効果があるからです。
症状が出るなと感じたら、早めに服用するのもいいでしょう。
痛みが出たあとなら、首の後ろや額、眉の下の辺りを冷やすと痛みが弱まるそうです。
マッサージや入浴は効果がありそうに思えますが、体が温まることで、血管が拡張するので、片頭痛には逆効果です。
そして、規則正しい生活をする、十分な睡眠をとるなど、自律神経の乱れを整えることが大切です。
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最後に
天気痛は、いろんな病気のきっかけにもなります。
なりやすい人は、日頃から気象に関心を持ち、予防対策を心がけましょう。
今日もありがとうございました。
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