ツメで健康状態を知ることができる!役割と成長の速さはどれぐらいなの!

生命

もろもりです。

髪の毛のように、
切っても切っても伸びてくる爪(ツメ)。

健康状態を知るバロメーターでもあります。

いったい、
どんな構造になっているんでしょうね?

どれぐらいの速さで伸びるのでしょうか!

そんな、
気になる情報を調べてみました。

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ツメの構造

皮膚とは違い、
爪(ツメ)は見た目は固くて痛さもなく
皮膚とは別に思えますが、
実はツメは皮膚の一部なんですよね。

 

ツメは皮膚の表皮細胞(角質層)が変化したもので、
構造は毛髪とよく似ているんです。

 

ツメの板のように見えるところを爪体(そうたい)、
または、爪甲(そうこう)といい、
元の方の皮膚にはまり込んでいる
部分を爪根(そうこん)といいます。

 

爪根の近くの白い半月状の部分は爪半月(そうはんげつ)と
呼ばれています。

爪体のすぐ内側、
つまり爪体をのせている部分を爪床(そうしょう)と
いいいますが、
健康な人のツメがピンク色に見えるのは、
爪床には色素などがないので、
深部を流れる血液の色がすけて見える
からでなんす。

ツメの役割

爪(ツメ)という漢字の成り立ちは、
「手を上からかぶせて、
下にある物をつまみ持つ形にかたどられ、
つめの意味を表す(漢語林より)」ものです。

 

ツメは手と足のそれぞれの指先を保護する役目があるのです。

 

見た目や感覚ではわかりずらいですが、
骨はツメの中央の途中までしかないのです。

 

骨のない部分は、
すべてツメが力を支えてくれているんです。

ツメがないと小さなものをつかむことも
できないんですね。

 

足のツメの役割は、
手の爪と異なり、安定して体を支え、
歩く時にもツメ先に力を入れる働きを担っています。

ツメは手と足の機能に欠かすことのできない大切な部分なんです。

ツメはどれぐらいの速さで成長するの!

ツメは爪床と爪半月の間にある爪母(そうぼ)と
呼ばれるところでつくられます。

 

ツメは胎生(たいせい)3ヶ月までに芽生えはじめ、
5ヶ月の初めてツメの形態をそなえ、
それからは絶えず成長していきます。

 

ツメの伸びる速さは、
10歳から15歳の間にピークで、
あとは年齢とともに、
伸びる速さは遅くなります。

年齢が若いほうが、
ツメが伸びるのが、
早いんですね。

 

ツメの伸びる速さ
(成人の場合)平均
手の爪:1日で約0.1mm
足の爪:1日で約0.05~0.08mm

足のツメより手のツメの方が、
伸びるのが速いのは、
手の指の方がよく使い、刺激が多いからなんです。

指先を多く使用すればするほど速く伸びるということなんです。

 

毎日、成長しているので、
ツメは切っても切っても伸びてくるのです。

 

ツメの伸びる速さの順序は親指、
人差し指、中指、薬指、小指の順。

 

また、小児の方が成人より伸び方が速く、
夏は冬よりも成長が速くなります。

 

ツメの伸びの傾向

利き手 > 逆の手
人差し指・中指・薬指 > 親指・小指(手の場合)
親指 > 小指(足の場合)
男性 > 女性
夏 > 冬
昼間 > 夜間

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ツメは病気でも速く伸びる?

爪は健康のバロメーターです。

体の健康状態を表す大事な指標であります。

それは、
爪が生え換わるのに要する期間は、
手・足で若干違いますが3カ月~6カ月で
その時の体の状態を示しているからなのです。

 

睡眠不足
睡眠が不足しますと、
昼間の活動時間が長いため代謝が活発な時間が長く、
そのため爪が早く伸びます。

寝不足になるほど爪が伸びやすくなります。

 

 

甲状腺機能亢進症(こうじょうせんきのうこうしんしょう)
甲状腺ホルモンの分泌が活発になる事などにより
甲状腺機能が亢進することで、
代謝が活発になり結果的に爪が早く伸びます。

有名な疾患名としては「バセドウ病」があります。

 

糖尿病
糖尿病をわずらって進行していきますと重篤な症状が出てきます。

そのひとつで、
神経障害の影響で爪が伸びたりします。

また、
逆に治療の成果があがり、
糖質制限がすすんでいきますと血中の
血流・代謝が良くなりタンパク質の摂取も盛んになり
その効果で爪が伸びることがあります。

 

心臓病、肺疾患

手術や治療により酸素濃度が改善されると
爪にも血液が十分に行き渡り爪が伸びるのが早くなります。

まとめ

ツメにはとっても重要な役割があったんですね。

それに、
健康のバロメーターでもあるんです。

健康状態を知るひとつの目安にもなるんですね。

ありがとうございました。

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