痛風発作予防には牛乳を飲むといい?糖尿病やアルツハイマーも予防!

病気

もりもりです。

今日は、痛風について調べてみました。

健康診断で尿酸値が高いと言われたのですが、
食事で改善できないのでしょうか?

1日、コップ1杯の牛乳で、
発作予防をおさえる効果が期待できる
という話を聞いたことがありますが、
果たしてどうなんでしょうね。

 

いつ襲ってくるかわからない痛風発作の恐怖!

私も10年ほど前に痛風発作を発症してからは、いつ発作を起きるか毎日不安を抱えながら生きています。

そんな怖い痛風発作を、牛乳を飲むことで予防効果が期待できるそうです。

・1日1杯の牛乳で痛風発作の予防効果が期待できる?
・なぜ、牛乳が痛風発作の予防効果があるの?
・牛乳で尿酸値が下がるのはなぜ?
・牛乳の効果的な飲み方は?
・牛乳を飲むと下痢をする場合は?
・高尿酸になってしまう原因?
・牛乳には痛風以外にもすごい効果が期待できる!
についてお話しますね。

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1日1杯の牛乳で痛風発作の予防効果が期待できる?

痛風発作は、尿酸結晶が関節内に沈着し、それを体が異物として認識することで、白血球が排除しようします。
その体内の働きによって激しい痛みが起こるのです。

風が当たっても痛いとされる痛風発作を毎日、1杯の牛乳で起こさない効果が期待されているのです。

それも、たったコップ1杯の牛乳でいいのです。

なぜ、牛乳が痛風発作の予防効果があるの?

牛乳が腎臓に働きかけて、尿酸結晶が体内に増えないように尿酸の排泄を促してくれるのです。

とくに、
低脂肪牛乳が、高い効果が期待できるそうですよ!

牛乳以外にもヨーグルトなどの乳製品も良いそうです。

牛乳で尿酸値が下がるのはなぜ?

牛乳に含まれる、『カゼイン 1ラクトアルブミン2』という成分が尿酸値を下げてくれる。

この、カゼインとラクトアルブミンという、2つの成分は腎臓の働きを助け、痛風発作の原因となる尿酸を体内から排出してくれる作用があるのです。

さらに、ラクトアルブミンは抗炎症作用もあります。

カゼインは、体内に入った後にアラニンという成分に変わり、腎臓の働きを助け尿酸の排出を活発にさせます。

つまり牛乳などの乳製品を摂ることによって、結果的に尿酸値を下げることができるのです。

ただし、薬ではないので、劇的に尿酸値をは下がりませんが、薬と違い副作用がないので安心できます。

継続的に飲むことにより、腎臓を助け、尿の排出を活発にさせ、尿酸値を下げてくれます。

牛乳の効果的な飲み方は?

飲む量

たった、1日にコップ1杯を飲むだけなので、すごく楽ですよね。

さらに効果を高めるためには、『低脂肪牛乳』がいいそうです。

いつ飲むのがいいの?

腎臓は起きているときは、老廃物を尿として排泄させる活動をしているので、
寝るまえ以外なら、いつ飲んで良いです。

牛乳の効果を少しでも高めたいのなら、腎臓がもっとも活動している時間帯、
午後5時~午後7時の時間帯の前に飲むのがベスト!

それ以降になると、どの内臓も活動を低下させていくので、腎臓に余計な負担をかけるからです。

牛乳を飲むと下痢をする場合は?

牛乳を飲むとお腹がゴロゴロしませんか?

お腹がゴロゴロする人は、牛乳に含まれる乳糖を分解する乳糖分解酵素が足りないためです。
ほんの少しの量でも下してしまうこともあります。

そんな人は、乳糖が分解して売られている『アカディ牛乳』を飲む方がいいでしょうね。

それでも無理なら、下痢を起こしにくいヨーグルトにしましょう。

高尿酸になってしまう原因?

果糖の含まれる食べ物

果物やはちみつ、清涼飲料水の甘み付けに使われている液糖などに含まれる果糖は、体内で尿酸の合成を促進します。

果物を大量に摂ったり、スムージーやジュース類、缶コーヒー飲料は果糖の過剰摂取の危険がありますので注意しましょう。

よく甘い飲み物を飲んでいる人は要注意です。

プリン体の多い食品

食品100g当たりに、プリン体を200mg以上含むものを『高プリン体食品』といいます。

おもな食材は、動物の内臓や魚介類、肉類、白子、乾物などです。

ただし、高プリン体食品でも干し椎茸などきのこや野菜類は、ほとんど尿酸値に影響しません。

プリン体は水に溶けやすいため、茹でたり煮たりすると摂取量を抑えることができます。

アルコール

アルコールは、尿酸が尿として排出されるのを阻害します。

たとえプリン体がゼロであっても、アルコール自体にそういった働きがあるため、
アルコールは極力控えましょう。

体質

肥満以外で尿酸値を上げてしまう原因は「体質」です。

「体質は変えられない」と言って諦める必要はありません

体質は変わらなくても「尿酸の排せつ」を増やして高尿酸を防ぐことはできます

尿酸値は遺伝的な体質と生活習慣で上下します。

 

腎臓から尿酸を排せつする能力には個人差があり、この力が弱い人は尿酸値が上がりやすく、痛風になりやすいそうです。

尿酸を排せつする力は、尿酸トランスポーターというタンパク質の働きによって、遺伝的に決まっています。

このタンパク質の働きを変えることは不可能なため、若年時から尿酸値の高い人や痛風を発症してしまった人では、尿酸値を上げないように生活習慣に気をつける必要があります。

激しい運動

激しい運動はリスク大。

一般的には健康によい運動も、やり方次第では尿酸値を上げます。

特に尿酸値を上昇させるのは、短距離走や筋力トレーニングなど、短時間に大きな負荷をかけるタイプの無酸素運動です。

こうした運動を好む人は、高尿酸血症や痛風発作のリスクが大きいです。

ストレス

精神的なストレスが尿酸値を高める要因です。

仕事でのプレッシャーや人間関係におけるトラブルなどを、解消することは必要です。

とくに、ストレスによる暴飲暴食。

ストレス解消にと激しい運動が、尿酸値を上げることもあります。

牛乳には痛風以外にもすごい効果が期待できる!

糖尿病予防

1日1杯の牛乳が糖尿病リスクを下げる。

牛乳やチーズ、ヨーグルトなどは、脂肪分がたっぷり含まれていて、糖尿病のリスクが高くなるイメージがありますが、コップ1杯の牛乳には、血糖値を下げる薬と同じ効果があるそうです。

糖尿病の予防効果があるという研究も発表されています。

アルツハイマー病の発症率を低下させる

ある食品メーカーが、牛乳・乳製品の摂取がアルツハイマー型認知症に有効であると発表しています。

年齢や性別の影響を排除し、発症リスクを分析すると、牛乳・乳製品の摂取量が増えると、認知症の発症率が有意に低下するといわれています。

また、高血圧などその他のリスク因子の影響を排除して分析した結果、牛乳・乳製品の摂取量が増えるのに比例し、アルツハイマー病の発症率が低下します。

理由は認知症予防に働くカルシウムやマグネシウムが、補われるためだといわれています。

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最後に

たったの1日コップ1杯の牛乳を飲むだけで、〝痛風発作や糖尿病、アルツハイマー型の認知症〟を予防する効果が期待できるとはすごいです。

牛乳は薬じゃないので、副作用もなく、さらに栄養もあるんですからね。

今日も読んでくれてありがとうございました。

脚注

  1. カゼイン(英: casein)は、牛乳やチーズなどに含まれるリンタンパク(英語版)の一種。
  2. α-ラクトアルブミンは、タンパク質である。牛乳の乳清タンパク質の重要な成分であり(~1 g/l)、また他の多くの哺乳類の乳にも含まれる。

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