ザリガニのすみかとザリガニとりのコツ!オスとメスの見分け方!

生き物

もろもりです。

子供に人気のザリガニ。

ザリガニはどこにすんでいるのだろうか?

ザリガニはペットショップでも
飼えるかもしれません。

しかし、
自分でザリガニを捕ってきて、
飼育する方が楽しいです!

さあ、
ザリガニを捕りにいきましょう。

ただし、
危険な場所へ捕りにいくのだけは
やめましょうね。

オスとメスの見分け方もお教えしますね。

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ザリガニはどんなところにすんでいるのか!

ザリガニは、
田んぼ、用水路、小川、池、沼、湖
などにすんでいます。

流れのゆるやかなところが好きで、
流れが速く、水の冷たい山の渓流
(けいりゅう)にはすんでいません。

しかし、
かなり水が汚いところでも平気です。

大きな川ならば、
川原や岸辺の水たまりにはいますが、
あまり深いところにはすんでいません。

広い湖でも、
岸辺のヨシなどの植物がしげった場所が大好き。

もちろん淡水(たんすい)の生き物ですから、
海にはすんでいません。

ザリガニを捕りにいこう

どんなところで捕れるの!

田んぼ、小川、用水路、池や沼の岸などで
捕ることができます。

ただし、
地面がやわらかくて、
すべったりしやすいで、
足元に十分に気をつけましょうね。

網を使ってザリガニをすくいとろう

水辺の草のかげや水草の根もとなどにひそんでいます。

いそうなところを、
何回か網ですくうと、
ザリガニが入ってきます。

 

浅く、川底がかたそうなところなら、
長靴やゴムぞうりをはいて、
追い出して取ることもできます。

ザリガニのかくれていそうな石を足でゆすって、
出てきたところをつかまえます。

水の中にザリガニが見えたら、
尾の方に網を入れ、頭の方からぼうで追うようにすると、
ザリガニは後ろにジャンプして逃げるので
網に入ってきます。

 

ザリガニは流れに逆らって歩く性質があるので、
ザリガニ取りの専門家は下流側に入口のある、
入ると出られないしかけをおいて、
たくさんのザリガニをとっています。

さおを使ってつろう

さおの先にたこ糸をつけて、
たこ糸の先にエサとなるスルメなどを
ゆわえてつってみましょう。

ザリガニは大きなはさみで、
えさをはさむので、
ソーセージのようなやわらかいものだと
切れてしまいます。

つり針はザリガニを傷つけてしまうので
使わないようにしましょう。

水面をのぞき込める安全な場所なら
さおは使わなくてもいいです。

直接たこ糸の先にスルメをつけてたらしましょう。

ザリガニの持ち方

はさみで手をはさまれないように、
ザリガニの背中をつまむようにしましょう。

はさみや足を持つと自切り
(自分ではさみを切ってしまう)を
してとれてしまうから気をつけましょう。

はさみで指をはさまれたとき、
ひっぱるとかえって強くはさまれるので、
尾で軽く地面をたたくとはなします。

運びかた

持ち帰るとき、
バケツの水は体がぬれるくらいでいい。

夏の暑いときは水温が上がると弱るので、
飼える数だけ持って帰るようにしよう。

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体のつくり

エビかカニか?

ザリガニのすがたはエビに似ています。

大きなはさみを持ち、
水底をはい回る様子はカニのようです。

だから、
ザリガニのことをエビガニとも呼びます。

エビの特徴は長くのびた腹部、
長い3対の触覚、歩脚(むねにある足)に
はさみがあることです。

ザリガニはエビの仲間です。

エビは腹脚を使って泳ぎます。

ザリガニも腹脚がありますが、
細く退化しているため泳げません。

泳いで逃げることができないので、
大きなはさみで身を守ります。

オスとメス

オスかメスかは、
腹側を見ればわかります。

オス・・・

5対の腹脚のうち、
1番前にある2対が、長くかぎ型に伸びているのが
オスです。

この長い腹脚は、交尾器のやくめをします。

メス・・・

メスの腹脚は5対とも同じ長さですが、
オスの短い3対よりも長くなっています。

これは、
メスが卵や子をしっかりと腹脚につけておくためです。

また、

メスには第2歩脚のつけねに、
卵を産む丸い穴があります。

見なれると、体に対してはさみが大きいようなら
オスとわかります。

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ザリガニの上手な飼育と水の管理

増えてきた天敵

日本においては、
はじめのころ、動物たちは、
未知の生き物であるアメリカザリガニを
食べようとしませんでした。

ほとんど天敵のいない日本は、
ザリガニたちの天国だったでのでしょうね。

そのうち日本の動物たちもザリガニの味を覚え、
少しずつ天敵も増えてきました。

田んぼでザリガニをつかまえているサギの姿をよく
見かけます。

都会の池でもカイツブリやカワウが
ザリガニを食べているのを見かけます。

小さなザリガニはナマズやクサガメに食べられたり
浅せでモズにつかまることもあります。

ふ化したてのザリガニは、メダカやヤゴのえさにもなります。

天敵が増えると、ザリガニばかり増えすぎることは
なくなります。

まとめ

ザリガニのすんでいるところや、
ザリガニの捕りかた。

オスとメスの見分け方を紹介させていただきました。

ありがとうございました。

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