子供が成長するのはなぜか!成長に必要な栄養素とは!

子供のなぜ

もりもりです。

子供のなぜ?

ねえパパ、ママ、

おとなはご飯をいっぱい食べても
大きくならないに
子供はどうして大きくなるの?

よく聞かれる質問です。

難しくて、
きちんと答えられないですよね。

それでは、
なぜ子どもは大きくなるのでしょうか?

調べてみました。

スポンサーリンク

成長ホルモンの働き!

体が大きくなるには
食物から栄養をとることは
すごく大事です。

しかし、
それだけでは成長しません。

成長ホルモンの作用が必要なのです。

 

ホルモンとは・・・

内分泌腺(ないぶんぴつせん)から
分泌(ぶんぴつ)される化学物質。

 

成長ホルモンは脳下垂体前葉
(のうかすいたいぜんよう)から分泌されていて、
体をつくっているタンパク質の合成を盛(さか)んにします。

体が大きくなるには骨格が
大きくならなければなりません。

成長ホルモンは骨や歯の成長促進に
大きな役割を果たしているのです。

栄養素の供給!

人間は大小の差はあっても
一定のところまでは成長するように設計されています。

しかしそれは、あくまでも基本設計。

必要な栄養素の供給、

適度の運動が満たされなければ
基本設計どおりの成長はできません。

いつまで成長するの!

体が大きくなることを「成長」といい
精神や身体機能が充実していくことを「発達」といいます。

両方の意味をこめて「発育」ともいわれます。

 

発育はすべてが並行して進むのではなく、
月齢(げつれい)・年齢などの時期によって、
特定部分の形態や機能が著(いちじる)しく
伸びるという特徴があります。

急に身長が伸びる時期があります。

それは、順序をふんで起こるもので、
そこには規則性がある。

 

人間は生まれたときの平均身長は約50㎝、
平均体重は3.2kg(いずれも男子)だが、
誕生後の1年間が一生でいちばん成長するときで、
あとは成長速度は年齢を加えるにつれてゆるやかになる。

 

生き物はすべて、生まれたときから
一定の大きさと能力をもつ成体(おとな)に
なるように準備されていて、
そこまで成長しきれば止まってしまいます。

 

成長がどこで止まってしまうかは、
いろいろな要素があって一概には言えないが、
ひとつの目安として子孫を残す生殖能力が完成し、
しばらくたったときからと理解しておけば大きな狂いはない。

 

これは、
外から成長ホルモンを与えても18〜20歳を過ぎると
効果がないことからも推測できる。

スポンサーリンク

成長に必要な栄養素!

カルシウム

骨の材料となるカルシウム。

カルシウムは「骨を丈夫にする」栄養素。

 

しかし、
カルシウムを吸収し骨に定着させるためには
マグネシウムも必要になります。

 

マグネシウムが不足しているのに、
カルシウムを過剰に摂取した場合は
骨に留まらなかったカルシウムが血中に流れ出し、
かえって健康を損なうことになります。

カルシウムを多く含む食品

乳製品:チーズ、ヨーグルト、牛乳、スキムミルク
魚介類:しらす干し、干しエビ、ししゃも、わかさぎ、田作り
野菜類:ケール、大根の葉、小松菜、切り干し大根
大豆製品:がんもどき、木綿豆腐、高野豆腐、納豆
その他:ひじき、ごま

マグネシウム

昆布やひじき、海苔などの海藻類、
ゴマやアーモンドなどのナッツ類に
多く含まれています。

 

カルシウムとマグネシウムの理想的なバランスは2:1

マグネシウムは骨を強くするだけでなく
緊張をほぐすなど多くの働きがあります。

マグネシウムを多く含む食品
大豆製品:大豆、豆腐、納豆など
穀 類:玄米など精製していない穀類
種実類:アーモンド、落花生、ごま、そばなど
魚介類:キンメダイ、干しエビ、ヒジキ、ワカメなど

ビタミンD

カルシウムを骨に定着させるために
マグネシウムは必須ですが、
それに加えて、体に吸収しにくいカルシウムの
吸収率を高めるのに重要な役割を果たすのがビタミンDです。

カルシウムと共に摂取されたビタミンDは、
カルシウムの運び屋として血液中に取り込むように働きます。
また、カルシウムが体外に排泄されるのを防いだり、
骨端軟骨における骨代謝のバランスを整えてくれる働きもあります。

ビタミンDは、太陽の光を浴びることで体内でも作られます。

皮下脂肪にあるプロビタミンDという物質は
紫外線にあたるとビタミンD3に変化しますので、
日光の下での運動は子供の成長にも大切です。

ビタミンDを多く含む食品
青魚、きのこ類

たんぱく質

「骨を丈夫にする」のがカルシウムですが、
「骨を伸ばす」栄養素となるのがたんぱく質です。

筋肉や血液などを作るだけでなく、
骨端軟骨で骨芽細胞が新しい骨を
作り出すための材料としても、
たんぱく質から作り出される
コラーゲンが使われています。

たんぱく質の過剰な摂取はカルシウム不足の原因にもなります。

特に動物性のたんぱく質を摂り過ぎると血液が酸性に傾きます。

体は血液を中性に保つためにカルシウムで中和しようとするため、
カルシウムが血中に溶け出してしまうのです。

たんぱく質を多く含む食品
肉類、魚介類、卵、乳製品、大豆、

ビタミンB群

ビタミンB群は、
体に摂り込んだ栄養素をエネルギーに
変えるための重要な役割を持っています。

その中で、
たんぱく質がエネルギーとして使われるために
需要な役目を果たすのがビタミンB6です。

 

ビタミンB群とは、ビタミンB1、ビタミンB2、
ナイアシン、パントテン酸、ビタミンB6、ビタミンB12、
葉酸、ビオチンの8種の総称です。

8種類のビタミンB群はそれぞれ性質や働きが異なります。

ビタミンB群は、それぞれ助け合いながら、
脳や神経、皮膚などを健康に保つビタミンです。

ビタミンB群を多く含む食品
ビタミンB1:穀類の胚芽、豚肉、レバー、豆類など
ビタミンB2:レバー、卵、大豆、乳製品、葉菜類など
ビタミンB6:かつお、まぐろなどの魚類、レバー、肉など
ビタミンB12:魚介類やレバーなど
ナイアシン:魚類(かつお・ぶり・さばなど)、豆類や果実類など
パントテン酸:牛乳、卵
葉酸:ほうれん草などの緑黄色野菜、小麦、マッシュルーム、
酵母、レバーなど

赤血球をつくるのに必要な栄養素です。

成長期の子供は、鉄の必要量が増加します。

そのため、鉄欠乏貧血になる子供も少なくありません。

貧血は豊かな感情や集中力、学習能力の低下、
イライラが起こるといわれており、子供の発育や普段の生活、
正常な精神活動にも大きな影響を及ぼします。

鉄を多く含む食品
肉類:レバー、豚モモ肉、牛赤身肉、
魚介類:カツオなどの赤身の魚肉、赤貝、アサリ、シジミ、ヒジキ
野菜:小松菜、菜の花
豆類:大豆、インゲン豆、納豆

亜鉛

亜鉛はミネラルの中で最も欠乏しやすい栄養素。

不足すると味覚障害が起きたり、
肌のかさつきや皮膚炎、脱毛、爪の斑点、胃腸障害、
免疫機能の低下、下痢、貧血、精神障害、傷の治りが
遅くなるといった症状がみられます。

成長期の子どもが亜鉛不足になると、
細胞の生成やたんぱく質の合成が
うまくいかなくなるため身長や体重などの
発育に著しい遅れがみられます。

亜鉛を多く含む食品
魚介類:牡蠣、ほたて、かに
肉類:豚レバー、牛肉
その他:玄米ごはん、納豆、卵

まとめ

親として、
子どもの成長を見るのは、
すごく楽しみですよね。

すくすく成長してくれると嬉しくなります。

成長に必要な栄養素をバランスよくとるように
しましょうね。

ありがとうございました。

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました