ABO式血液型による長生きしやすい血液型は?なぜ寿命に差が出てくるのか!

血液型

もりもりです。

ABO式血液型による長生きしやすい血液型?なぜ寿命に差が出てくるのか!

娘

お母さん~、
血液型で長生きするか、わかるらしいよ!

母

その話、ほんとうなの~?

娘

研究されて、解明までされているらしいのよね

母

すっごく興味がある話だわ。

さっそく調べないとね

血液型で寿命がわかるとの研究結果があるそうです。

どうやって血液型を分類したのでしょうか?

・ABO式血液型とは?
・なぜ、血液型で寿命に差があるのか?
・どの血液型が長生きするのか。
・血液型別かかりやすい病気。
についてお話しますね。

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ABO式血液型とは?

『ABO式血液型』って聞いたことがありますか?

血液の分類方法です。

血液中に存在する赤血球は、その表面に存在する「抗原」の型により、いくつかの分類方法があります。

その中でもっとも一般的に用いられる分類方法の一つが、1900年、オーストラリアのカール・ランドシュタイナーにより発見された『ABO式血液型』なのです。

赤血球の検査と血清の検査を行って、『A型、B型、O型、AB型』の4種類に分類したのです。
※赤血球の表面にある血液型の物質を“抗原”とよび、血清の中にある赤血球と反応する物質を“抗体”とよびます。

「ABO式血液型」

・A型赤血球には「A型抗原」が存在する。
・B型赤血球には「B型抗原」が存在する。
・O型赤血球には「A型抗原」、「B型抗原」のどちらも存在しない。
・AB型赤血球には「A型抗原」、「B型抗原」のどちらも存在する。
それぞれの血液型で赤血球の抗原が違うのが、わかりましたでしょうか。

なぜ、血液型で寿命に差が出てくるのか?

答えは、血漿(けっしょう)に関係があります。

いきなり、血漿(けっしょう)と言われても、はてな?
ですよね。

では、血漿とは何なのか?

まず血液を大きく2つに分けます。

①有形成分⇒ 血球(赤血球・白血球・血小板)

②液体成分⇒ 血漿(けっしょう)

②の液体成分が血漿(けっしょう)で、更に凝固成分を抜いたものが、血清(けっせい)なのです!

血液を遠心分離させることで血球(血餅含む)と血漿(血清含む)に分けることができるのです。

*血餅:血球にフィブリンなどの血清成分が絡まり、餅のように凝集したもの

血漿(けっしょう)1は血液型物質に対する“抗体”が溶け込んでいます。

※抗体は、外部から体内に侵入したウイルスなどの病原体と結合して、排除する役割を持っている。

どの血液型が長生きするのか!

A型の血漿は抗B抗体。
B型は抗A抗体。
AB型は抗A抗体も抗B抗体も持ちません。
O型は抗A抗体と抗B抗体の両方を持っています。

以上このことを理解すれば、以下のことがわかりやすくなります。

抗体は排除する役割がありますが、AB型はA抗体もB抗体も持っていなくて、
O型はA抗体もB抗体も持っている。

どちらの血液型が多くのウィルスを排除できると思いますか?

答えはO型ですよね。

ということは、O型がいちばんウィルスに対して免疫力があるので、長生きしやすい血液型で、反対にAB型はいちばん長生きしにくい血液型になります。

だからといって、O型だからって安心してはいけません。

健康的な生活を送ればいいですが、不健康な生活では、長生きできませんよ!

血液型別かかりやすい病気!

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最後に

ABO式血液型による日本の人口に占める血液型の割合。
なぜ、血液型で長生きする割合がわかるのか?
血液型でみる、かかりやすい病気?
についての記事を書いてみました。

理解してもらえたでしょうか。

今日も読んでくれてありがとうございました。

脚注

  1. 血漿(けっしょう、英: Blood plasma、プラズマ)は血液に含まれる液体成分の一つ。血液の55%をしめる。 血液を試験管にとって遠心沈殿すると、下の方に赤い塊りができ、上澄は淡黄色の液体になる。赤い塊りは主として赤血球の集りで、上澄の液体が血漿である。赤血球と血漿との容積の比はほぼ半々ぐらいである。血漿はアルブミンとグロブリンからなるタンパクを約7.0%程度含んでおり、その他K、Na、Caなどの電解質やビタミンなどを含んでいる。(Wikipedia)

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