もりもりです。
お灸とはどんなものか、ご存知ですか。
千年以上も前から親しまれている、自宅で簡単に出来る自然療法です。
昔から日本では、さかんに行われていたそうです。
お灸は、「熱い、お灸のあとが残る」というイメージを持っていませんか?
それは昔のことです。
今では、さまざまなお灸が開発されていて、ほんのりあたたかく、あとも残らないです。
そして、ひとりで簡単に行えるのが大きな魅力です。
お灸をすると、心も体も心地よくなりますよ!
今日は、お灸について調べてみました。
・お灸はなぜ体にいいの?
・経絡やツボとはなに?
・お灸の万能ツボ
についてお教えしますね。
(出典元:お灸のすすめ)
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お灸はなぜ体にいいの?
なんとなく肩が重くて、体がだるい!
そんな、不調を感じることはないですか。
私たちの体の50~70パーセントは水でできています。
水は、潤(うるお)すと同時に冷やす性質も持っています。
なので、どうしても私たちの体は冷えやすくなります。
体が冷えると、どうしても血液の流れが滞(とどこお)りがちになります。
さらには、日常生活による体のゆがみやねじれ、疲労などが積み重なり、さまざまな不快な症状が生じるのです。
東洋医学では、このような不調を「ツボ」を刺激することで治療します。
ツボは体の中にある「経絡(けいらく)」でつながっていて、体の不調はツボに痛みやへこみ、くすみなどの異常となって現れます。
そこで、ツボを手当てして、不調に直接アプローチするのです。
鍼や指圧など、ツボを刺激する方法はいろいろありますが、お灸は「熱」を使ってツボを刺激する治療法です。
ツボにお灸で熱を与えることで、血流の流れがスムーズになるのです。
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経絡やツボとはなに?
東洋医学では、体内を「気(き)・血(けつ)・水(すい)」が循環していると考えられています。
「気」=元気や気力など、生命活動の原動力となる。
体に熱を届ける。
「血」=全身に酸素や栄養、エネルギーを運ぶ血液。
「水」=唾液や汗、臓器や皮膚、粘膜を潤(うるお)す体の水分。
健康な体を保つには、「気・血・水」の3つのバランスが大事なんですね。
このどれかひとつでも、流れが滞ると全体に影響を及ぼすことから、東洋医学では「三位一体」であると考えられています。
「気・血・水」が滞りなく、潤滑にめぐっている状態です。
「気・血・水」の流れが悪く、滞りが出来ている状態です。
滞るとはどんな状態のことなの?
1本のホースをイメージしてみてください。
ホースで水まきをしているときに、ホースがねじれて急に水の勢いが弱くなることってありますよね。
私たちの体もこれと同じことなんです。
日常生活での、さまざまな動作や姿勢を繰り返すうちに、いつのまにか体がねじれてしまい、ねじれたホースの水のように、「気・血・水」が滞ってしまうのです。
ツボにお灸をすえることで、「気・血・水」の流れを改善し、ねじれをほどくことで体が健康になるのです。
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お灸の万能ツボ
ほとんどの症状をカバーできる「13の万能ツボ」を紹介しますね。
(せんねん灸公式サイトより引用)
風池・・・
首の後ろの左右のスジに指をおき、指をすり上げていきます。
髪の生え際まできたら、左右外側のくぼみでいちばんへこんでいるところが風池です。
・風邪、頭痛。
熱っぽい、セキが出るなどの風邪。
そのほか目、耳、鼻、頭痛にも効果があります。
乳頭から真上に手をすり上げ、肩の一番高いところを押して痛みを感じるところが肩井です。
・首や肩のコリ、寝違え、目、耳、歯痛、頭痛。
全身の血行がよくなるので冷え症にも効果があります。
両手親指を腰骨のきわにあて、そのまま背骨にむかってスライドしていきます。両手親指と背骨があたったところで、背骨と背骨のあいだのへこみが腰陽関です。
・様々な不調の原因となる骨盤ゆがみ、姿勢のくずれにおすすめのツボ。
消化不良、腰痛、女性特有の症状に。
中脘・・・
おへそに小指をあてて、親指までの指幅5本。親指があたっているところを目安にして指でやさしくなでるとへこみがあります
・呼吸を深くして胃腸の働きを高めます。
せき、たん、消化不良、むくみ、動悸、息切れ、不眠など。とくに不調がない方にもおすすめ。
指幅4本をそろえて人さし指をおへそにおき、小指があたっているところが関元です。
・いわゆる丹田(気力が集まるところ)といわれるところ。
下腹部をあたため、尿に関する症状、女性特有の症状に。情緒不安定、足腰が弱くなるなど加齢による諸症状におすすめ。
合谷・・・
神門・・・
ヒジを曲げた時にできるシワに人さし指をおき、指幅3本。くすり指があたっているところが手三里です。
胃腸の働きをととのえます。消化不良だけではなく、だるい、やる気が起きない、悩みやすいなど精神的な症状にもおすすめです。
足三里・・・
ひざのお皿のすぐ下、外側のくぼみに人さし指をおき、指幅4本そろえて小指があたっているところが足三里です。
・病気予防、体力増強以外にも足のつかれ、むくみ、胃腸の症状、膝の痛みにも万能養生のツボ。
内くるぶしのいちばん高いところに小指をおき、指幅4本そろえて、人さし指があたっているところが三陰交です。
消化器、肝臓、腎臓などの働きを助けると共に女性特有の症状には欠かせないツボです。
承山・・・
つま先立ちをしてアキレス腱をふくらはぎの方へなで上げていくと、へこみがあります。そこが承山です。
湧泉・・・
足でグーをした時、足裏でいちばんへこんでいるところが湧泉です。足裏を3等分して約3分の1のところです。
・首のコリをほぐし、頭の血行をよくする。体のだるさ、つかれを取る。足の冷え、不眠にも効果があるとされています。
お灸のQ&A
お灸は1日に何回まで?
1日1回を目安にしましょう。
くつろげる時間帯にするのがいいでしょう。
ただし、入浴や食事前後30分から1時間は避けるようにしましょうね。
お灸は1回に何ヶ所まで?
お灸は「最小・継続」が鉄則です。
少しの数でも継続すれば、必ず効果は出るので、一度にたくさんお灸をすれば、それだけ期待できるわけではありません。
1日1回のお灸で、ツボ2~3ヶ所までにしましょうね。
もう少し効果を実感したいので、たくさんお灸をしてもいいですか?
1~3個を守りましょう
お灸を続けるうちに、同じツボでも「今日はいつもより反応が鈍いな」と感じることもあります。
そんなときは、1~2個なら追加してもいいでしょう。
お灸が効いているのかわからない?
「心地よいあたたかさ」があり、次にピリピリするような熱い感覚に変化すれば、お灸が効いている証拠です。
熱を感じないと思っていたのに、いきなりピリピリとした不快な熱さに変わるのは、そこはツボではない可能性があるので、すぐにお灸を外しましょう。
お灸のニオイや煙が気になるのですが
煙が出ないタイプもあります。
お灸の種類もさまざまなので、場面に合わせて使い分けましょう。
顔にお灸してもいいですか?
顔には絶対にしないようにしましょう。
顔の症状を改善するツボは経絡上でつながった手や足のツボがおすすめです。
妊娠中にお灸をしてもいいですか?
使用上の注意にもある通り、自分でお灸をすることはさけて医師、又は鍼灸院にご相談ください。
お灸をしてはいけないところはありますか?
顔面、粘膜、湿疹、かぶれ、傷口、急性外傷患部へのお灸はさけてください。
お灸に副作用はありますか?
やけどや灸あたりなどの副作用があります。
副作用を回避するための対策について
①やけど:熱く感じたらすぐに外してください。
「熱い」はやけどをするサインです。
なお、感覚異常などで「熱さ」を感じにくい方がいらっしゃいます。
「赤みを帯びる」「かゆみを感じる」なども「すぐに外す」サインです。
②灸あたり:お灸をすえることにより体内の血行が変化するため、変化に対して敏感な方はかえって「疲労感」「気持ち悪さ」などの体調不良を感じることがあります。灸あたりをされた方はお灸の使用を中止してください。
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もぐさについて
もぐさの原料には、よもぎが使われています。
よもぎは「食べてよし」「飲んでよし」「塗ってよし」といわれ、昔からさまざまに利用されてきた「万能薬草」です。
よもぎは、強い香を放つことから、祭事では邪気を払う目的として用いられました。
よもぎに含まれる薬効成分には、止血や虫よけなどの効能のほか、肌を整える美容効果も期待できます。
江戸時代には幕府から「春秋灸をすえ、患(わずら)いせぬように心がくべし」と庶民にお灸を推奨するおふれもあったとか。
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最後に
お灸は自宅で簡単に出来る自然療法です。
しかも、あらゆる体の不調にも効果がありそうです。
お灸とはどのようなものか?万能ツボも紹介していますので、ぜひお灸の素晴らしさを体験してくださいね。
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