もりもりです。
熱い風呂に入ると、溺死する危険があるそうよ!
気をつけてね。
熱い湯船につかると、すごく温まって気持ちがいいんだよな~。
そうですよね。
お風呂に入り、湯船にどっぷりとつかると、心も体もスッキリ!
とくに寒いとき、体がぽっかぽっかして最高ですよね。
しかし、それは溺死の危険と隣り合わせということをしっておくべきです。
とくに熱い風呂は危険!
血圧が上がり、命にかかわる危険があるのです。
・お風呂の危険な温度は42~43℃!
・42℃のお湯に入ると、体にどのような変化がおこるの?
・謎の溺死の原因は?
・低い温度でも満足できる工夫をしよう!
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お風呂の危険な温度は42~43℃!
入浴中に急死の原因といえば、すぐに思いつくのが心筋梗塞か脳卒中ですよね。
ところがです。
最近、発表された調査では、心筋梗塞や脳卒中で死に至る人は全体の1割代で、大半を占めるのは『謎の溺死』なんだとか!
通常の溺死は立ちくらみなどにより、浴槽で溺れてしまうことなんですが、謎の溺死とは〝肺にほとんど水が入っていない〟状態で死亡することをいうのです。
ところで、お風呂の湯舟の好みの温度の1位はというと、42℃なんだそうです。
結構熱めの人が多いんですね。
好みの温度と比例するように、最も死亡者数が多いお湯の温度は、42~43℃だそうです。
なぜ、42~43℃のお湯に入ると死亡者数が多いのでしょうか?
42℃のお湯に入ると、体にどのような変化がおこるの?
好みの温度は、ぬるま湯からめちゃくちゃ熱いお湯までさまざまですが、47℃が好きな人たちの血液中に分泌されていたのが、『β-エンドルフィン』という物質です。
別名『脳内麻薬』と呼ばれ、苦しいときに苦しいこと自体が快感になるという物質だそうです。
一方、最も死亡事故が多い42℃の湯では、β-エンドルフィンは出ていなかった。だが血液が急上昇するという、大きな変化があったのです。
謎の溺死の原因は?
原因は、『驚がく反応』だった!
『驚がく反応』は、体が熱さに驚き、血管が収縮することで起こります。
個人差はあるようですが、目安として42℃以上の湯に入るとすぐに起きるのが驚がく反応です。
血圧が急上昇した後、異常に低下、意識障害が起き、溺死のおそれがあります。
驚がく反応による血圧の急上昇が招く脳卒中や心筋梗塞も危険だが、これらによる入浴事故の死亡は全体の1割程度だとか。
では、残りの謎の溺死はなぜ起きるのだろう?
42℃の場合、血圧が急上昇した後、急激に低下しはじめます。
急激な血圧の低下は『驚がく反応』への反動などが原因と考えられています。
重要なのは熱めの温度は、血圧を危険なまでに下げてしまうということです。
最高血圧が100以下に下がると意識障害を起こす可能性が出てきます。
謎の溺死は、意識を失った状態で少量の水が肺に入ったとき、そのショックで心臓が止まることによって起こるのではないかと考えられています。
低い温度でも満足できる工夫をしよう!
体に負担をかけない入浴をするなら、湯温は40℃以下にしなければならない。
熱めの湯が好きな人にはもの足りない温度ですね。
そこで熱め湯が好きな人でも満足できる入浴の方法です。
寒い日は熱い湯が恋しいもの。
浴室が寒いと熱い湯に入りたい気持ちがより強くなります。
そこで、入浴前に43℃のシャワーを浴槽に注ぎ、浴室を湯気たっぷりで暖かいサウナのような状態にします。
これなら、熱い風呂好きの人もきっと大満足するでしょう。
さらに40℃の湯に5分間以上入り、体のしんまで温めれば、汗もよく出て、湯冷めもしにくいです。
ただし、窓が大きかったり、タイル貼りの浴室では十分効果が出ないことも。
加齢臭かんたん撃退法
年を重ねると気になってくるのが、加齢臭です。
かんたんに加齢臭のにおいをなくす方法があればと思いませんか?
加齢臭の原因は古くなった皮脂の成分が酸化されてできる『ノネナール』という物質です。
皮脂そのものの匂いではないので、神経質になり過ぎて、皮脂をすべて洗い流してしまうのよくない。
皮脂には皮膚の水分を保ち乾燥を防ぐ大切な役割もあるからです。
加齢臭を防ぐには、古くなった皮脂だけを落とせばよいのです。
そこでおすすめするのが、加齢臭かんたん撃退法です。
朝、たった1分間シャワーを使うだけで、体を洗う必要はないのです。
その方法は、皮脂が多く分泌される胸と背中に、シャワーの湯を30秒間ずつ当てるだけです。
寒い季節のように朝のシャワーがつらく感じるときは、熱い湯につけて絞ったタオルで、胸と背中を軽く拭うだけでも効果がえられます。
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最後に
お風呂には死亡の危険があるといったことを知ってたうえで、お湯の温度には気をつけなけらばならないです。
とくにふだんから、血圧の高い人は要注意ですね。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
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